バイク運転手へのヘルメット着用を義務化

カンボジアの交通死亡事故を減らすため、政府は速度制限、罰金の増額、バイク運転手へのヘルメット着用を義務付ける新しい道路交通法の草案を発表した。

草案のなかには、バイクに乗れる人数制限についても記述されている。

バイクの人数制限は年齢に関わらず運転手を 含め2名までとし、バイクに乗る際は必ず全員ヘルメットを着用することが義務付けられている。

最高速度は、これまでの時速90キロから時速80キロへ、都市部での運転は時速60キロから時速40キロに減速された。

無免許運転者に対する罰金は、これまでの125,000リエル(約$31)から、1,000,000リエル(約$250)へと増額された。

交通省のTram Lv Tek氏は2日に行われた草案に関する講義で、交通事故の95%は人為的ミスによるものであり、事故を減らす為 には改正法が必要であることと、早急に対策を設けなければ、収拾がつかなくなることを述べた。

また、今回ヘルメ ットの着用を義務化し、法律を厳格化させた理由として、バイク事故の死亡者のうち69%が脳震とうによるものであることを発表した。

内務省公安局の重役を務めるHim Yam 氏は、今年度の交通事故件数が前年度と比べ減っていることを発表した。

カンボジアでは2011年上半期、294 5件の事故件数と1100人の死亡者にを確認したのに対し、2012年の同時期には2453件の事故件数と1067人の死亡者を確認している。

改正法の施行に関して懸念されている事は、カンボジアの交通警察である。

彼らは賄賂を受け取ることで悪名高く、 一般的に夜間勤務がない。

しかし、今回政府の強いメッセージを受けて、交通警察も変わりつつある。

昼夜問わず交 通巡視を行い、今後は全国での抜き打ちチェックを予定している。

また、世界保健機関(WHO)が支援する国家広報活動は、カンボジアの複数のテレビ番組でヘルメット着用の大切さを伝えるコマーシャルを放映している。

(The Cambodia Daily: Law to Enforce Helmets for Motorcycle Passengers 8月3日要訳)